包み込む家

1F
2F

昨年設計させて頂いた分譲地に建つビオラホームさんのモデルハウスです。

敷地は新しく分譲開発された14区画の中の一つで、北側道路に面した間口8.5m、奥行17.2mの44坪の敷地です。
南側には2階建てのアパートが建ち、1階の南側に窓を設けても陽当たりは期待できず、光を取り入れることが難しく、東西の敷地も新しく住宅が建つ予定で東西に建物を開くこともできず、同じく光を取り入れることが難しい。
そこで、建物の外に開いて光を取り込むのではなく、建物の中に光を呼び込めば良いのではないかと考えました。
玄関を入るとトップライトと南側2階バルコニーから吹抜を介して1階に光を呼び込み、トップライト下の1階は床レベルを300mm下げて腰かけれるようにし、陽だまり(sunny spot)のなかで寛いだりできるスペースを設けました。
1階の寝室、子供室は引き戸を開けるとsunny spotと一体になる計画とし縁側のような、家の中に外があるような、子供の遊び場にもなる、自由な空間になればと考えました。
また、腰かけながら吹抜け越しに、2階にいる住人とも会話でき、1階と2階が繋がる計画としています。
2階は、4.5帖のバルコニーを設けリビングとの外部の繋がりを考え、バルコニーの壁は2mほど立ち上げて完全なプライベート空間になるよう計画しました。水回りは家事動線を考え、キッチン、ユーティリティ、洗面脱衣と回遊できるようにしています。
この住まいが、光を包み込み、家族を包み込み、幸せを包み込んでくれる、そんな居場所になることを願って「包み込む家」とさせて頂きました。

5棟あるモデルハウスの中でも、 明るく広がりのある空間で評判がすごく良かったそうです。

新型コロナウィルスの影響で活動が制限される中でも、家の中にいても太陽の光を感じられたり、広いバルコニーで外で食事をすることもできたりと、ストレスを軽減できるプランとなっています。
今後の家造りでも、外との繋がりや在宅ワークができるお家がより増えていきそうです。